牛は生まれてからミルクで育ち(哺育)、母牛になるまでを育成牛といいます。
この大事な期間を酪農家から預かる仕事を哺育育成受託と言います。預託期間は10ヶ月~分娩前まで等、哺育育成センターによって異なります。
哺育センターで行っている子牛のお世話、仕事内容を1日の流れでご紹介します。
AM6:00
子牛に朝のミルクをあげた後、牛舎への移動などを行います。またこの時に子牛の健康チェックも行い、異常が見られる場合には獣医の手配など行います。
AM10:00
休憩を挟み、10時頃から牛舎の清掃や事務作業などを行います。子牛の哺育環境を清潔に保つことは、健康管理に直結する重要な仕事の1つです。
PM1:00
お昼休憩の後、午後の時間で子牛へのミルクやり、ワクチン注射、掃除や見回りなどを行います。
PM5:00
夕方の5時で1日の作業は終了です。この一連の作業を酪農家に子牛を返却するまでの16~22か月間続け、健康な育成牛を提供しています。